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本式
ふりがな文庫
“本式”の読み方と例文
読み方
割合
ほんしき
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ほんしき
(逆引き)
此
(
この
)
庵
(
あん
)
を
預
(
あづ
)
かる
樣
(
やう
)
になつてから、もう二
年
(
ねん
)
になるが、まだ
本式
(
ほんしき
)
に
床
(
とこ
)
を
延
(
の
)
べて、
樂
(
らく
)
に
足
(
あし
)
を
延
(
の
)
ばして
寐
(
ね
)
た
事
(
こと
)
はないと
云
(
い
)
つた。
冬
(
ふゆ
)
でも
着物
(
きもの
)
の
儘
(
まゝ
)
壁
(
かべ
)
に
倚
(
もた
)
れて
坐睡
(
ざすゐ
)
する
丈
(
だけ
)
だと
云
(
い
)
つた。
門
(旧字旧仮名)
/
夏目漱石
(著)
この
人
(
ひと
)
は、さういふ
歌
(
うた
)
を
詠
(
よ
)
むことが
上手
(
じようず
)
だつたけれども、
本式
(
ほんしき
)
の
文學
(
ぶんがく
)
らしいものを
作
(
つく
)
ることは、ほとんど
出來
(
でき
)
ませんでした。さうして
見
(
み
)
ると、やはり
下手
(
へた
)
といふより
爲方
(
しかた
)
がありません。
歌の話
(旧字旧仮名)
/
折口信夫
(著)
「きみのいうことにも
一理
(
いちり
)
はある。」と、いまでは
本式
(
ほんしき
)
に主人になりすました影がいいました。「だいぶ
親切
(
しんせつ
)
に
卒直
(
そっちょく
)
にいってくれられたのだから、わたしも、やはりしんせつに卒直にいこう。 ...
影
(新字新仮名)
/
ハンス・クリスチャン・アンデルセン
(著)
本式(ほんしき)の例文をもっと
(4作品)
見る
“本式”の意味
《名詞》
省略などをしない本来の形式ややり方。正式な形式ややり方。
(出典:Wiktionary)
本
常用漢字
小1
部首:⽊
5画
式
常用漢字
小3
部首:⼷
6画
“本”で始まる語句
本
本所
本郷
本当
本意
本望
本性
本當
本文
本町
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