“如法長夜”の読み方と例文
読み方割合
にょほうちょうや100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
彼の悲泣はいとに宿って人の世の黒業白業こくぎょうびゃくごうを傷む曲となっていた。単なる無常観に終り切れないで、如法長夜にょほうちょうやの闇にもなお朝の光を待ってやまないもの。
私本太平記:13 黒白帖 (新字新仮名) / 吉川英治(著)