“所帶”の読み方と例文
新字:所帯
読み方割合
しよたい100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
それがいへかへればたゞちくるしい所帶しよたいひとらねばならぬ。そこにおつぎのこゝろ別人べつにんごと異常いじやうめられるのであつた。
(旧字旧仮名) / 長塚節(著)
そして、お鳥も何だか所帶しよたいじみて來たやうなのをあざけるつもりで、冗談ににツこり笑つて、姙娠を假定して
泡鳴五部作:05 憑き物 (旧字旧仮名) / 岩野泡鳴(著)
鴛鴦をしどり濃艷のうえんでおむつまじい、が、いたばかりで、翡翠かはせみ凄麗せいれいにして、所帶しよたい意氣いきである。たくなつた。
鳥影 (旧字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)