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眼覚
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めさ
ふりがな文庫
“
眼覚
(
めさ
)” の例文
旧字:
眼覺
「ええひどい蚊だ」
膝
(
ひざ
)
のあたりをはたと
拊
(
う
)
てり。この音にや驚きけん、馭者は
眼覚
(
めさ
)
まして、
叭
(
あくび
)
まじりに
義血侠血
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
夜深く天より
霊華
(
れいか
)
降
(
ふ
)
りて姉の
姫
(
ひめ
)
の胸の上に止りしを、末の姫
眼覚
(
めさ
)
めて
窃
(
ひそか
)
にこれを取り、わが胸の上に載せたりしかば、ついに最も美しき早池峯の山を得、姉たちは六角牛と石神とを得たり。
遠野物語
(新字新仮名)
/
柳田国男
(著)
晩餐
了
(
をわ
)
りて
眠
(
みん
)
に
就
(
つ
)
く、
少焉
(
しばらく
)
ありて
眼覚
(
めさ
)
むれば何ぞ
図
(
はか
)
らん、全身
雨
(
あめ
)
に
濡
(
うるを
)
うて水中に
溺
(
おぼ
)
れしが如し、
衆
(
しう
)
既
(
すで
)
に早く
覚
(
さ
)
む、皆
笑
(
わら
)
つて曰く君の熟睡
羨
(
うらや
)
むに
堪
(
た
)
へたりと、之より雨益
甚
(
はなはだ
)
しく
炉辺
(
ろへん
)
流
(
なが
)
れて河をなし
利根水源探検紀行
(新字旧仮名)
/
渡辺千吉郎
(著)
眼
常用漢字
小5
部首:⽬
11画
覚
常用漢字
小4
部首:⾒
12画
“眼”で始まる語句
眼
眼鏡
眼前
眼瞼
眼差
眼窩
眼球
眼眸
眼色
眼力