“てごわ”のいろいろな漢字の書き方と例文
カタカナ:テゴワ
語句割合
手強62.6%
手剛33.3%
手硬4.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
(少し、手強てごわすぎたかしら——本気に、腹を立てたなら、今夜の祈祷場を覗くことも、水の泡になるかもしれぬ。何うしたなら?)
南国太平記 (新字新仮名) / 直木三十五(著)
これは容易ならぬ手剛てごわい相手ですが、運の好いことに、砧の弟某は左京の組下で、いろいろのことで恩を着せております。
二等分して、格別物にもなりそうもない足の方だけ死一等を減じて牢屋に追込み、手硬てごわい頭だけ絞殺して地下に追いやり
謀叛論(草稿) (新字新仮名) / 徳冨蘆花(著)