“生捕”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
いけど75.8%
いけどり21.2%
いけどれ1.5%
イケドリ1.5%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
すると、おれも見た俺も見たと、いくにんも見た人が出て来ました。それならばひとつ生捕いけどりにしてやろう、ということになりました。
正覚坊 (新字新仮名) / 豊島与志雄(著)
矢庭やにはに二人とも生捕いけどり引立ひきたてしは心地よくこそ見えたりけりよつて二人とも入牢申付られしが吉原にあり手負ておひの平四郎は四日相果あひはてし故檢視けんし
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
掻潜かひくゞり死もの狂ひに突廻つきまはれば惡者どもは是を見てヤア小賢こざかしき女の働きたゝたふせとひしめくを頭立かしらだちたる大男はあわたゞし押止おしとゞめコレ/\其女を叩き倒して成者なるものか大事の玉にきずがつくとそツと生捕いけどれと氣を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
生捕イケドリ誅殺チユウサツサセラレタル分ト、合セテ三、四万ニモ及ブベク候ヒシ
新書太閤記:05 第五分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)