“生捕:いけどり” の例文
“生捕:いけどり”を含む作品の著者(上位)作品数
海野十三2
夏目漱石1
夢野久作1
尾崎紅葉1
徳富蘇峰1
“生捕:いけどり”を含む作品のジャンル比率
文学 > 英米文学 > 小説 物語(児童)10.5%
歴史 > 伝記 > 個人伝記0.4%
文学 > 日本文学 > 小説 物語(児童)0.4%
(注)比率=対象の語句にふりがなが振られている作品数÷各ジャンルの合計の作品数
「誰だ。大声をあげて笑うのは。お前たちの頼みに思う怪塔王は、こうして今、俺の傍に生捕いけどりになっているんだぞ」
怪塔王 (新字新仮名) / 海野十三(著)
「課長、彼等を殺してしまっては、何にもならんじゃないですか。ぜひ生捕いけどりにしろと、なぜ命令しないのですか」
火星兵団 (新字新仮名) / 海野十三(著)
裏のしいの木に蜜蜂が二、三百匹ぶら下がっていたのを見つけてすぐ籾漏斗もみじょうごに酒を吹きかけて、ことごとく生捕いけどりにした。
三四郎 (新字新仮名) / 夏目漱石(著)
牡鹿城おじかじょう没落の事、並びに則重のりしげ生捕いけどりの事
——ポリモス上人さまがたうとう悪魔を生捕いけどりになさつた。
エミリアンの旅 (新字旧仮名) / 豊島与志雄(著)
いくらあばれても、俯向うつむきに落ちたところを上から押しつぶされたのだから動きが取れないでいるうちに、演芸用の綱渡りの綱を持って来てグルグルと縛って難なくこれも生捕いけどり
私は全で生捕いけどりに成つたやうなもので、出るには出られず、這箇こつちの事が有るから、さうしてゐるそらは無し、あんな気のめた事は有りはしない——本当ほんとにどうせうかと思つた。
金色夜叉 (新字旧仮名) / 尾崎紅葉(著)
……ゴンクールはきっと僕が生捕いけどりにして見せるからと云って嬢次君が藤波弁護士にことづけたんですけど、何だか不安でしようがなかったんです。……その上に樫尾君が事件の号外は新聞社に出させてもいい。
暗黒公使 (新字新仮名) / 夢野久作(著)
旅の人はつづいて、彼が一年間ぶっ続けに、息を入れるために休みもしないで、大変足の速い牡鹿を追っかけて行って、とうとうそのまたになった角をつかまえて、生捕いけどりにして家につれて帰った話をしました。
二四 生捕いけどりにされた太閤さん
空中征服 (新字新仮名) / 賀川豊彦(著)
「いや、僕は逃げないぞ。怪塔王と一騎うちをやって、生捕いけどりにしてやるんだ。あいつは悪い奴だ。わが海軍に仇をするばかりか、俺の大事な部下の青江を殺しやがった。ここまで来れば、俺は命をかけて、怪塔王をとっちめてやるんだ」
怪塔王 (新字新仮名) / 海野十三(著)
そして政府は、チユウヤ並びにジオシツを逮捕たいほせよといふ命令を出した。当時の事情に従へば、少くとも、チユヤを生捕いけどりにすることは、絶対に、政府には必要だつた。そのためには、どうしても、不意打ふいうちを喰はせなければならなかつた。
日本の女 (新字旧仮名) / 芥川竜之介(著)
美しい娘達がいかにも熱心に聞いているのを見て、彼は次には、幾羽かの怪鳥を射落したこと、野牛を生捕いけどりにして、また放してやったこと、沢山の野生の馬を馴らしたこと、それから、アマゾン女族の戦争好きの女王ヒポリタを征服したことなどを話して聞かせました。
前後に気を配り左右へ眼を使い昼夜とも安寝出来ざる故、終に気力弛み生捕いけどりに合い候事毎々に御座候。一時の戦略は如何ようとも出来申すべく候えども、永世へ掛け始終海岸防禦にのみ財力をつくし、国貧しく民窮するに至り大敵来攻ども致し候わば、一人の取籠者と同日の談にこれ有るべく候。
吉田松陰 (新字新仮名) / 徳富蘇峰(著)