“北浜”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
きたはま75.0%
ほくひん25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
じゅくは「適塾てきじゅく」といい、船場せんば過書町かいしょまち(いまの東区ひがしく北浜きたはま丁目ちょうめ)にありました。緒方先生おがたせんせいはすぐれた町医者まちいしゃで、オランダとオランダ医学いがくをおしえていて、おおぜいの書生しょせいがいました。
そんなこといろいろはなしもって知らん間に三休橋さんきゅうばし渡って、本町筋ほんまちすじまで来てしまいましてんけど、私も綿貫も「もうちょっと話しまひょなあ」いうて、電車道越えて北浜きたはまの方い行きましてん。
(新字新仮名) / 谷崎潤一郎(著)
相馬そうまは、武骨をもって聞こえる北浜ほくひんの巨藩である。
丹下左膳:01 乾雲坤竜の巻 (新字新仮名) / 林不忘(著)