トップ
>
荷馬車
>
にばしゃ
ふりがな文庫
“
荷馬車
(
にばしゃ
)” の例文
火
(
ひ
)
の
見
(
み
)
やぐらの
立
(
た
)
っている
町
(
まち
)
もありました。また、
荷馬車
(
にばしゃ
)
がガラガラと
夕暮
(
ゆうぐ
)
れ
方
(
がた
)
、
浜
(
はま
)
の
方
(
ほう
)
へ
帰
(
かえ
)
ってゆくのにも
出
(
で
)
あいました。
宝石商
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
手車
(
てぐるま
)
や
荷馬車
(
にばしゃ
)
に負傷者をつんでとおるのもあり、たずね
人
(
びと
)
だれだれと名前をかいた旗を立てて、ゆくえの分らない人をさがしまわる人たちもあります。
大震火災記
(新字新仮名)
/
鈴木三重吉
(著)
言いながら、
待
(
ま
)
ちきれないように、
荷馬車
(
にばしゃ
)
のうしろにまわり、
籠
(
かご
)
のひとつに手をかけようとした。
透明人間
(新字新仮名)
/
ハーバート・ジョージ・ウェルズ
(著)
以前は
荷馬車
(
にばしゃ
)
などは通わない
里道
(
さとみち
)
であった道が、
蕪雑
(
ぶざつ
)
に落ちつきの悪い県道となっていた。
落穂
(新字新仮名)
/
伊藤左千夫
(著)
これを、若者のうしろから
荷馬車
(
にばしゃ
)
をひっぱってきた
運送屋
(
うんそうや
)
が耳にはさみました。そして
こわいことを知りたくて旅にでかけた男の話
(新字新仮名)
/
ヤーコプ・ルートヴィッヒ・カール・グリム
、
ヴィルヘルム・カール・グリム
(著)
▼ もっと見る
なんといふ一
生
(
しやう
)
だらう。こうして
荷馬車
(
にばしゃ
)
を
朝
(
あさ
)
から
晩
(
ばん
)
まで
輓
(
ひ
)
くために、
私
(
わたし
)
の
親
(
おや
)
は
私
(
わたし
)
をうんだのでもなからうに。
自分
(
じぶん
)
の
子
(
こ
)
がこんな
目
(
め
)
に
遇
(
あ
)
つてゐるのをみたら、
人間
(
にんげん
)
ならなんと
云
(
い
)
ふだらう
ちるちる・みちる
(旧字旧仮名)
/
山村暮鳥
(著)
向こうの
野原
(
のはら
)
を行く小さな
荷馬車
(
にばしゃ
)
を見ながら
低
(
ひく
)
い
調子
(
ちょうし
)
はずれの歌をやりました。
シグナルとシグナレス
(新字新仮名)
/
宮沢賢治
(著)
ぷーんと新しい木の
香
(
かお
)
りがする丸や四角の材木を、
丈夫
(
じょうぶ
)
な
荷馬車
(
にばしゃ
)
に積み上げ、首のまわりに鈴をつけた黒馬にひかして、しゃんしゃんぱっかぱっか……と、朝早くから五里の
街道
(
かいどう
)
を出かけて
天下一の馬
(新字新仮名)
/
豊島与志雄
(著)
重
(
おも
)
い
荷
(
に
)
を
車
(
くるま
)
に
積
(
つ
)
んでゆく、
荷馬車
(
にばしゃ
)
の
足跡
(
あしあと
)
や、
轍
(
わだち
)
から
起
(
お
)
こる
塵埃
(
じんあい
)
に
頭
(
あたま
)
が
白
(
しろ
)
くなることもありましたが、
花
(
はな
)
は、
自分
(
じぶん
)
の
行
(
ゆ
)
く
末
(
すえ
)
にいろいろな
望
(
のぞ
)
みをもたずにはいられなかったのです。
くもと草
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
このとき、あちらから、
山
(
やま
)
なりに
荷物
(
にもつ
)
を
積
(
つ
)
んで、
荷馬車
(
にばしゃ
)
がやってきました。
子供と馬の話
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
日
(
ひ
)
がだいぶん
西
(
にし
)
にまわったころ、ガラガラとつづいてゆく、
荷馬車
(
にばしゃ
)
に
出
(
で
)
あいました。
車
(
くるま
)
の
上
(
うえ
)
には、
派手
(
はで
)
な
着物
(
きもの
)
を
被
(
き
)
ておしろいをぬった
女
(
おんな
)
たちのほかに、
犬
(
いぬ
)
や、さるも、いっしょに
乗
(
の
)
っていました。
銀河の下の町
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
“荷馬車(
馬車
)”の解説
馬車(ばしゃ)とは、人を乗せたり、荷物を運搬したりする、馬などに引かせる車である。ウマだけでなく、ロバやラバなどに引かせることもある。
現在は世界的に自動車にとって代わられつつあるが、農業の機械化が進展していない国や地域の農村部では、現在でも荷馬車を日常的に見ることができる。
(出典:Wikipedia)
荷
常用漢字
小3
部首:⾋
10画
馬
常用漢字
小2
部首:⾺
10画
車
常用漢字
小1
部首:⾞
7画
“荷馬車”で始まる語句
荷馬車曳