大震火災記だいしんかさいき
大正十二年のおそろしい関東大地震の震源地は相模なだの大島の北上の海底で、そこのところが横巾最長三海里、たて十五海里の間、深さ二十ひろから百ひろまで、どかりと落ちこんだのがもとでした。 そのために東京、横浜、横須賀以下、東京湾の入口に近い千葉 …
作品に特徴的な語句
けい とう ぶっ おろ さが じゅう たい ゆき いだ ぷん らい うえ 川岸かわぎし ぎょ 御内ごない じつ ぺん がわら むら あが 上手かみて びと きょう うしろ 文書ぶんしょ 火気かっき とう けん ばと 黒烟くろけむり くだ にん なん げん 北上きたうえ 各戸かくこ 四日よっか 国富こくふ ごえ 大蛇だいじゃ いえ はば きれ すう 根本こんぽん 水気みずけ ちょう こな かんがえ ひょう 貨物かもつ きん あいだ ひと 一半いっぱん のぼ 上奏じょうそう 上野うえの 下谷したや 世間せけん 両国りょうごく 乗上のりあが 二日ふつか 五日いつか 京橋きょうばし 伊豆いず はく 何分なにぶん 僅少きんしょう 初秋はつあき まえ 北京ペキン ひる 品川しながわ 土烟つちけむり 地割じわり 坂本さかもと 堀割ほりわり ほか 大島おおしま 大川おおかわ 大方おおかた 安神あんしん 宮城きゅうじょう 寛子ひろこ 小便しょうべん 小帯こおび 少佐しょうさ 少尉しょうい