“一半”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
いっぱん80.0%
いつぱん20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
いきどころをもたないり災者の一半いっぱんは、そのときも、まだ、救護局が建設した、日比谷、上野、その他のバラックの中に住んでいました。
大震火災記 (新字新仮名) / 鈴木三重吉(著)
しかし頼政から見ると彼をそこまで有頂天にさせたのも、一半いっぱんの罪は、非難する世間にあると考えられるのであった。
源頼朝 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
まつた水泡すいほうしたとおもはれたので、いまは、その愛兒あいじをばくにさゝぐること出來できかはりに、せめては一艘いつそう軍艦ぐんかん獻納けんなうして、くにつく日頃ひごろこゝろざしげんものと、その財産ざいさん一半いつぱんき、三年さんねん日月じつげつ