“獻納”の読み方と例文
新字:献納
読み方割合
けんなう100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
全(まつた)く水泡(すいほう)に歸(き)したと思(おも)はれたので、今(いま)は、其(その)愛兒(あいじ)をば國(くに)に獻(さゝ)ぐる事(こと)の出來(でき)ぬ代(かは)りに、せめては一艘(いつそう)の軍艦(ぐんかん)を獻納(けんなう)して、國(くに)に盡(つく)す日頃(ひごろ)の志(こゝろざし)を遂(と)げんものと、其(その)財産(ざいさん)の一半(いつぱん)を割(さ)き、三年(さんねん)の日月(じつげつ)を經(へ)て
『やあ、だん/″\と目出度(めでた)い事(こと)が集(あつま)つて來(き)ますな。新造軍艦(しんざうぐんかん)は獻納(けんなう)される、海底戰鬪艇(かいていせんとうてい)は現(あら)はれて來(く)る、日本海軍(につぽんかいぐん)益々(ます/\)榮(さか)え——。』と快活(くわいくわつ)なる面(おもて)を擧(あ)げてニコと笑(わら)ふ。松島海軍大佐(まつしまかいぐんたいさ)も微笑(びせう)を帶(お)びて