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一半
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いっぱん
ふりがな文庫
“
一半
(
いっぱん
)” の例文
いきどころをもたないり災者の
一半
(
いっぱん
)
は、そのときも、まだ、救護局が建設した、日比谷、上野、その他のバラックの中に住んでいました。
大震火災記
(新字新仮名)
/
鈴木三重吉
(著)
しかし頼政から見ると彼をそこまで有頂天にさせたのも、
一半
(
いっぱん
)
の罪は、非難する世間にあると考えられるのであった。
源頼朝
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
僕はあらゆる醜悪なものを見せつけられた。その堪え難い苦痛が三年も続いた。僕が家庭を離れたく思った
一半
(
いっぱん
)
の理由は、実はこれなのだ。僕は女というものの汚さを
見尽
(
みつく
)
した。
孤島の鬼
(新字新仮名)
/
江戸川乱歩
(著)
その罪の
一半
(
いっぱん
)
は私の
徳
(
とく
)
の足らないためだと私は思います、私も深く反省しましょう、諸君もより以上に注意してください、悪い親を持った一少年を学校が見捨てたら、もうそれっきりですからなあ
ああ玉杯に花うけて
(新字新仮名)
/
佐藤紅緑
(著)
こう思うとせっかくの
復讐心
(
ふくしゅうしん
)
も
一半
(
いっぱん
)
はくじかれてしまった。
ああ玉杯に花うけて
(新字新仮名)
/
佐藤紅緑
(著)
“一半”の意味
《名詞》
一 半(いっぱん)
二分したもののうちの一方。半分。
(出典:Wiktionary)
一
常用漢字
小1
部首:⼀
1画
半
常用漢字
小2
部首:⼗
5画
“一半”で始まる語句
一半島