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見尽
ふりがな文庫
“見尽”の読み方と例文
旧字:
見盡
読み方
割合
みつく
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
みつく
(逆引き)
こんな所に住んでご城下だなどと
威張
(
いば
)
ってる人間は
可哀想
(
かわいそう
)
なものだと考えながらくると、いつしか山城屋の前に出た。広いようでも狭いものだ。これで
大抵
(
たいてい
)
は
見尽
(
みつく
)
したのだろう。
坊っちゃん
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
僕はあらゆる醜悪なものを見せつけられた。その堪え難い苦痛が三年も続いた。僕が家庭を離れたく思った
一半
(
いっぱん
)
の理由は、実はこれなのだ。僕は女というものの汚さを
見尽
(
みつく
)
した。
孤島の鬼
(新字新仮名)
/
江戸川乱歩
(著)
見尽(みつく)の例文をもっと
(2作品)
見る
見
常用漢字
小1
部首:⾒
7画
尽
常用漢字
中学
部首:⼫
6画
“見”で始まる語句
見
見惚
見物
見出
見下
見上
見送
見透
見做
見当
“見尽”のふりがなが多い著者
江戸川乱歩
夏目漱石