“可哀想”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
かわいそう69.6%
かはいさう12.5%
かあいそう10.7%
かあいさう5.4%
かいそ1.8%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
その日誠吾は中々金を貸して遣(や)ろうと云わなかった。代助も三千代が気の毒だとか、可哀想(かわいそう)だとか云う泣言は、なるべく避ける様にした。
それから (新字新仮名) / 夏目漱石(著)
構はない、苦学するんだ、なぞと申します。終(しま)ひには弟は癇癪(かんしやく)を起して、往来で泣き出しますし、私も心配やら可哀想(かはいさう)やらで、それに釣り込まれてしまひまして……
姉弟と新聞配達 (新字旧仮名) / 犬養健(著)
「それに、此間から変な眼で見られたり、今朝なんかは、縛られかけたりして、本当に気の毒でした、お夏さんはそんな人じゃございませんよ、可哀想(かあいそう)に」
いや/\、決(けつ)して貴下方(あなたがた)が御辛抱(ごしんばう)なさるには及(およ)ばん。辛抱(しんばう)をするのはお浦(うら)だ、可哀想(かあいさう)な婦(をんな)だ。我慢(がまん)をしてくれ、お浦(うら)、腕(うで)は確(たしか)だ。
神鑿 (新字旧仮名) / 泉鏡花、泉鏡太郎(著)
可哀想(かいそ)な、おのしも、しっかりハタリとられるこったろうよ
奥の海 (新字新仮名) / 久生十蘭(著)