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水気
ふりがな文庫
“水気”のいろいろな読み方と例文
旧字:
水氣
読み方
割合
すいき
38.9%
みずけ
36.1%
みづけ
13.9%
すゐき
11.1%
▼ 他 1 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
すいき
(逆引き)
破れ畳の上から、往来の砂の中へ、斜めにのばした二の腕には、
水気
(
すいき
)
を持った、土け色の皮膚に、鋭い齒の跡が
三
(
み
)
つ
四
(
よ
)
つ、紫がかって残っている。
偸盗
(新字新仮名)
/
芥川竜之介
(著)
水気(すいき)の例文をもっと
(14作品)
見る
みずけ
(逆引き)
正宗相伝の銀河に
擬
(
まが
)
う
大湾
(
おおのだれ
)
に、火焔
鋩子
(
ぼうし
)
の返りが
切先
(
きっさき
)
長く垂れて
水気
(
みずけ
)
が
滴
(
したた
)
るよう……
中心
(
なかご
)
に「建武五年。
於肥州平戸
(
ひしゅうひらとにおいて
)
作之
(
これをつくる
)
。
盛広
(
もりひろ
)
」
冥土行進曲
(新字新仮名)
/
夢野久作
(著)
水気(みずけ)の例文をもっと
(13作品)
見る
みづけ
(逆引き)
婆さんに聞いて見ると、頗る
水気
(
みづけ
)
の多い、旨ひ蜜柑ださうだ。今に
熟
(
うれ
)
たら、たんと召し上がれと云つたから、毎日少し宛食つてやらう。もう三週間もしたら、充分食へるだらう。
坊っちやん
(新字旧仮名)
/
夏目漱石
(著)
水気(みづけ)の例文をもっと
(5作品)
見る
▼ すべて表示
すゐき
(逆引き)
さて春を
迎
(
むか
)
へて寒気次第に
和
(
やは
)
らぎ、その年の
暖気
(
だんき
)
につれて雪も
降止
(
ふりやみ
)
たる二月の
頃
(
ころ
)
、
水気
(
すゐき
)
は
地気
(
ちき
)
よりも
寒暖
(
かんだん
)
を
知
(
し
)
る事はやきものゆゑ
北越雪譜:03 北越雪譜初編
(新字旧仮名)
/
鈴木牧之
、
山東京山
(著)
水気(すゐき)の例文をもっと
(4作品)
見る
“水気”の意味
《名詞》
湿り気。
水煙。水蒸気。
水腫。
(出典:Wiktionary)
水
常用漢字
小1
部首:⽔
4画
気
常用漢字
小1
部首:⽓
6画
“水気”で始まる語句
水気魚陰
検索の候補
水気魚陰
水蒸気
鉄気水
“水気”のふりがなが多い著者
山東京山
フセヴォロド・ミハイロヴィチ・ガールシン
与謝野寛
徳冨蘆花
二葉亭四迷
夏目漱石
中里介山
薄田泣菫
鈴木三重吉
北原白秋