“水気”のいろいろな読み方と例文
旧字:水氣
読み方(ふりがな)割合
すいき45.2%
みずけ35.5%
みづけ12.9%
すゐき6.5%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
“水気”を含む作品のジャンル比率
文学 > 日本文学 > 記録 手記 ルポルタージュ(児童)50.0%
文学 > ドイツ文学 > 戯曲25.0%
文学 > フランス文学 > 小説 物語3.8%
(注)比率=対象の語句にふりがなが振られている作品数÷各ジャンルの合計の作品数
ただ一面に仄白い夜明けです。霧とも云えないはどの微細な水気すいきが、薄くたなびいていて、それがあらゆるものに仄白い衣をきせています。
——破れ畳の上から、往来の砂の中へ、斜めにのばした二の腕には、水気すいきを持った、土け色の皮膚に、鋭い齒の跡がつ、紫がかって残っている。
偸盗 (新字新仮名) / 芥川竜之介(著)
むちゅうでぐいぐい飲んだまではおぼえているが、あとで考えると、その水気みずけというのは、人の小便しょうべん
大震火災記 (新字新仮名) / 鈴木三重吉(著)
太郎たろうは、いちばんのいった、水気みずけのたくさんありそうなのをもぎって、薬売くすりうりのまえっていってわたしました。
薬売り (新字新仮名) / 小川未明(著)
手つ取り早く言ふと安官吏の油汁あぶらじるのやうに脂つ気の薄い、しよつぱい水気みづけ沢山たくさんなものだが、訥子は、
だが、さる物識ものしりの説によると、基督が言つたやうに人は麺麭パンのみで生きるものでないと同じく、鼠も米のみで生きる事は出来ない。人間に宗教が要るやうに、鼠には水気みづけのある菜つ葉が必要だ。
葦の根に水気すゐきたつもの、
海豹と雲 (新字旧仮名) / 北原白秋(著)
入道にふだうの、のそ/\と身動みうごきするのが、暗夜やみなかに、くもすそひく舞下まひさがつて、みづにびつしより浸染にじんだやうに、ぼうと水気すゐきつので、朦朧もうろうとしてえた。
神鑿 (新字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)