“燕麥”のいろいろな読み方と例文
新字:燕麦
読み方割合
えんばく50.0%
からすむぎ50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
その左右にかしはの木が植ゑつけたかの樣に生え、それが紅葉してゐて、ところ/″\、雜草を切り開らいて、燕麥えんばくを刈り取つた跡がある野塚原野で、——この風景は丸で大きな造り庭と云つてもいい。
泡鳴五部作:04 断橋 (旧字旧仮名) / 岩野泡鳴(著)
だがやがて、それは小さく割つた薄い燕麥からすむぎの菓子なのだと知つた。