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燕雀
ふりがな文庫
“燕雀”の読み方と例文
読み方
割合
えんじゃく
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
えんじゃく
(逆引き)
みすみす一粒の
芥子種
(
からしだね
)
が春陽に乗じて生長するがごとく、ついに空中を舞うの
燕雀
(
えんじゃく
)
さえもその枝に
巣
(
す
)
くうに至るの勢いとなれり。
将来の日本:04 将来の日本
(新字新仮名)
/
徳富蘇峰
(著)
あの
小冠者
(
こかんじゃ
)
を、いつまで籠の鳥の
質子
(
ちし
)
と思うていると間違いまするぞ。今川家の
廂
(
ひさし
)
に巣喰うて満足しておる
燕雀
(
えんじゃく
)
ではおざらぬ。
新書太閤記:02 第二分冊
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
時々あわて者が現われて、一
時
(
じ
)
の
昂奮
(
こうふん
)
から要路の大官を狙ったりなどするのは、
畢竟
(
ひっきょう
)
大鵬
(
たいほう
)
の
志
(
こころざし
)
を知らざる
燕雀
(
えんじゃく
)
の行いである。
青年の天下
(新字新仮名)
/
大隈重信
(著)
燕雀(えんじゃく)の例文をもっと
(8作品)
見る
“燕雀”の意味
《名詞》
つばめとすずめ。
度量の小さい人のたとえ。
(出典:Wiktionary)
燕
漢検準1級
部首:⽕
16画
雀
漢検準1級
部首:⾫
11画
“燕雀”で始まる語句
燕雀生
燕雀何徘徊
検索の候補
燕雀生
燕雀何徘徊
“燕雀”のふりがなが多い著者
徳富蘇峰
新渡戸稲造
直木三十五
高浜虚子
大隈重信
吉川英治
夏目漱石