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随
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したがつ
ふりがな文庫
“
随
(
したがつ
)” の例文
旧字:
隨
俗界
(
ぞくかい
)
に
於
(
お
)
ける
小説
(
せうせつ
)
の
勢力
(
せいりよく
)
斯
(
か
)
くの
如
(
ごと
)
く
大
(
だい
)
なれば
随
(
したがつ
)
て
小説家
(
せうせつか
)
即
(
すなは
)
ち
今
(
いま
)
の
所謂
(
いはゆる
)
文学者
(
ぶんがくしや
)
のチヤホヤせらるゝは
人気
(
じんき
)
役者
(
やくしや
)
も
物
(
もの
)
の
数
(
かづ
)
ならず。
為文学者経
(新字旧仮名)
/
内田魯庵
、
三文字屋金平
(著)
随
(
したがつ
)
て
下
(
ふれ
)
ば
随
(
したがつ
)
て
掃
(
はら
)
ふ
処
(
ところ
)
は
積
(
つん
)
で見る事なし。又地にあれば
減
(
へり
)
もする也。かれをもつて是をおもへば、我国の
深山幽谷
(
しんざんいうこく
)
雪の
深
(
ふかき
)
事はかりしるべからず。
北越雪譜:03 北越雪譜初編
(新字旧仮名)
/
鈴木牧之
、
山東京山
(著)
先づ認められるのは政事向一般に
弛
(
ゆる
)
みが出た事である。忠之の表へ出座する時刻が遲れ勝になり、奥へ引籠む時刻が早目になった。
随
(
したがつ
)
て役人等も遲く出て早く引くやうになつた。
栗山大膳
(旧字旧仮名)
/
森鴎外
(著)
低
(
ひくき
)
に
随
(
したがつ
)
て今来りたる方へ
乗下
(
のりくだ
)
りたるに、
一束
(
いつそく
)
の柴雪車より
転
(
まろ
)
び
落
(
おち
)
、谷を
埋
(
うづめ
)
たる雪の
裂隙
(
われめ
)
にはさまり(凍りし雪陽気を得て裂る事常也)たるゆゑ
北越雪譜:03 北越雪譜初編
(新字旧仮名)
/
鈴木牧之
、
山東京山
(著)
牝牡
(
めすをす
)
同
(
おなじ
)
く
穴
(
あな
)
に
蟄
(
こも
)
らず、
牝
(
めす
)
の子あるは子とおなじくこもる。其
蔵蟄
(
あなごもり
)
する所は大木の
雪頽
(
なだれ
)
に
倒
(
たふ
)
れて
朽
(
くち
)
たる
洞
(
うろ
)
(なだれの事下にしるす)又は
岩間
(
いはのあひ
)
土穴
(
つちあな
)
、かれが心に
随
(
したがつ
)
て
居
(
を
)
る処さだめがたし。
北越雪譜:03 北越雪譜初編
(新字旧仮名)
/
鈴木牧之
、
山東京山
(著)
随
常用漢字
中学
部首:⾩
12画
“随”を含む語句
随意
随行
随身門
随伴
随分
随身
気随
随喜渇仰
随筆
跟随
随喜
附随
随処
随一
随従
夜譚随録
新幡随院
御随身
神随
随一人
...