“反応”のいろいろな読み方と例文
旧字:反應
読み方割合
はんのう42.9%
はんおう28.6%
こたえ14.3%
リアクト14.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
で、高等こうとうればしたがってよりつよ勢力せいりょくもって、実際じっさい反応はんのうするのです。貴方あなた医者いしゃでおいでて、どうしてこんなわけがおわかりにならんです。
六号室 (新字新仮名) / アントン・チェーホフ(著)
寧ろ混淆こんこうせられている。小説も出来る事なら、そんな風に二つの部分があらせたい。そしてその二つの部分の反応はんおう葛藤かっとう、調和を書くことにしたい。
青年 (新字新仮名) / 森鴎外(著)
その最愛の名を声にまで出してみても、その響きの中には忘れていた夢を思い出したほどの反応こたえもなかった。どうすれば人の心というものはこんなにまで変わり果てるものだろう。
或る女:1(前編) (新字新仮名) / 有島武郎(著)
自然の最も崇高なる産物「山」に登り、或はそのふところに抱かれる「人」が、山の容貌なり情調なりの変化に如何に反応リアクトするかを書いた本である。
可愛い山 (新字新仮名) / 石川欣一(著)