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随
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したがっ
ふりがな文庫
“
随
(
したがっ
)” の例文
旧字:
隨
で、
高等
(
こうとう
)
に
成
(
な
)
れば
随
(
したがっ
)
てより
強
(
つよ
)
き
勢力
(
せいりょく
)
を
以
(
もっ
)
て、
実際
(
じっさい
)
に
反応
(
はんのう
)
するのです。
貴方
(
あなた
)
は
医者
(
いしゃ
)
でおいでて、どうしてこんな
訳
(
わけ
)
がお
解
(
わか
)
りにならんです。
六号室
(新字新仮名)
/
アントン・チェーホフ
(著)
日本政府は二百四十万
弗
(
ドル
)
を
支出
(
ししゅつ
)
し、四年間
継続
(
けいぞく
)
の工事としてこれを
経営
(
けいえい
)
し、技師職工は仏人を
雇
(
やと
)
い、
随
(
したがっ
)
て
器械
(
きかい
)
材料
(
ざいりょう
)
の買入までも仏人に
任
(
まか
)
せたり。
瘠我慢の説:04 瘠我慢の説に対する評論について
(新字新仮名)
/
石河幹明
(著)
故障続出して、心痛常に絶ゆることなかりし、かかる
有様
(
ありさま
)
なれば残余の人夫に対しては、あるいは
呵責
(
かせき
)
し、あるいは
慰撫
(
いぶ
)
し、
随
(
したがっ
)
て勢い賃金を増すにあらざれば
寒中滞岳記:(十月一日より十二月廿一日に至る八十二日間)
(新字新仮名)
/
野中至
(著)
けれども
是
(
こ
)
れ
亦
(
また
)
、藩に居るときと同様、幕臣になって功名手柄をしようと云うような野心はないから、
随
(
したがっ
)
て自分の身分が何であろうとも気に
留
(
と
)
めたことがない。
福翁自伝:02 福翁自伝
(新字新仮名)
/
福沢諭吉
(著)
随
(
したがっ
)
て人に見せられるようなものになるやら、世に公にせられるようなものになるやら分らない。とにかく暇なときにぽつぽつ書いて見ようと、こんな風な事を思った。
ヰタ・セクスアリス
(新字新仮名)
/
森鴎外
(著)
▼ もっと見る
日本人の食物は
殊
(
こと
)
に夏になると極端まで脂肪分に欠乏しますから
随
(
したがっ
)
て営養分にも不足する。そこで天然の民間療法として土用の丑の日に
鰻
(
うなぎ
)
を食べるということがあります。
食道楽:秋の巻
(新字新仮名)
/
村井弦斎
(著)
近年、
著書
(
ちょしょ
)
の
坊間
(
ぼうかん
)
に現わるるもの
甚
(
はなは
)
だ多し。その書の多き、
随
(
したがっ
)
て
誤聞
(
ごぶん
)
謬伝
(
びゅうでん
)
もまた少なからず。
瘠我慢の説:05 福沢先生を憶う
(新字新仮名)
/
木村芥舟
(著)
この推理から行くと壁面には何等の仕掛けを為すべき、またこれを覆い隠すべき何物も無い以上、それは必ず
扉
(
ドア
)
に施されたものであるべきで、
随
(
したがっ
)
て調査の範囲がはなはだしく限定されて来る。
水晶の栓
(新字新仮名)
/
モーリス・ルブラン
(著)
教へる事にて
重
(
おも
)
に当地あるひは東京の仏蘭西法科へ入学する者のための如く
随
(
したがっ
)
て狭い田舎の事なれば自然大学の教師なぞよりも幾分か注文も出るならむと考へ候かたがた取集めて考へればあまり面白き事業とは思へずまたたとへ忍び得る事としても貴兄の如き芸術家を
書かでもの記
(新字旧仮名)
/
永井荷風
(著)
人
(
ひと
)
と
交際
(
こうさい
)
することは
彼
(
かれ
)
は
至
(
いた
)
って
好
(
この
)
んでいたが、その
神経質
(
しんけいしつ
)
な、
刺激
(
しげき
)
され
易
(
やす
)
い
性質
(
せいしつ
)
なるが
故
(
ゆえ
)
に、
自
(
みずか
)
ら
務
(
つと
)
めて
誰
(
たれ
)
とも
交際
(
こうさい
)
せず、
随
(
したがっ
)
てまた
親友
(
しんゆう
)
をも
持
(
も
)
たぬ。
六号室
(新字新仮名)
/
アントン・チェーホフ
(著)
随
(
したがっ
)
て又種々様々の風聞を製造する者も多いその風聞の一、二を申せば、全体大隈と云うは専横な男で、様々に事を企てるその
後
(
うしろ
)
には、福澤が居て謀主になってるその上に
福翁自伝:02 福翁自伝
(新字新仮名)
/
福沢諭吉
(著)
通商貿易
(
つうしょうぼうえき
)
の
利益
(
りえき
)
など最初より期するところに非ざりしに、おいおい日本の
様子
(
ようす
)
を見れば
案外
(
あんがい
)
開
(
ひら
)
けたる国にして
生糸
(
きいと
)
その他の
物産
(
ぶっさん
)
に
乏
(
とぼ
)
しからず、
随
(
したがっ
)
て案外にも外国品を
需用
(
じゅよう
)
するの力あるにぞ
瘠我慢の説:04 瘠我慢の説に対する評論について
(新字新仮名)
/
石河幹明
(著)
随
(
したがっ
)
て執政者の権力も重きを成して、
自
(
おのず
)
から威福の行われるようになると同時に、天下の
耳目
(
じもく
)
は政府の一方に集り、私の不平も公衆の苦情も何も
蚊
(
か
)
もその原因を政府の当局者に帰して
福翁自伝:02 福翁自伝
(新字新仮名)
/
福沢諭吉
(著)
時論は
攘夷
(
じょうい
)
の頂上に達し、洋学者の
如
(
ごと
)
きは
所謂
(
いわゆる
)
悪魔外道の一種にして、世間に
容
(
い
)
れられざるのみか、又
随
(
したがっ
)
てその
悪
(
にく
)
む所と
為
(
な
)
り、時としては身辺の危険さえ恐ろしき程の次第なりしかども
〔気品の泉源、智徳の模範〕
(新字新仮名)
/
福沢諭吉
(著)
随
常用漢字
中学
部首:⾩
12画
“随”を含む語句
随意
随行
随身門
随伴
随分
随身
気随
随喜渇仰
随筆
跟随
随喜
附随
随処
随一
随従
夜譚随録
新幡随院
御随身
神随
随一人
...