“物産”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ぶっさん66.7%
ぶつさん33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「みつや、東北地方とうほくちほう物産ぶっさん展覧会てんらんかいがあるのよ。きっとおまえのくにからも、なにか名物めいぶつているでしょう。ちょっとましょうね。」
田舎のお母さん (新字新仮名) / 小川未明(著)
通商貿易つうしょうぼうえき利益りえきなど最初より期するところに非ざりしに、おいおい日本の様子ようすを見れば案外あんがいひらけたる国にして生糸きいとその他の物産ぶっさんとぼしからず、したがって案外にも外国品を需用じゅようするの力あるにぞ
なほこのたい氣候きこう温和おんわひと居住きよじゆうにも適當てきとうし、また高山こうざん中腹ちゆうふく以下いかなのですから、土地とちはやくからひら人口じんこうおほく、物産ぶつさんるのも、ほかのたいよりずつと多量たりようです。
森林と樹木と動物 (旧字旧仮名) / 本多静六(著)