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用
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もつ
ふりがな文庫
“
用
(
もつ
)” の例文
消印の模糊たるがために、わたくしは発信者の居処をだに知ることが出来ない。葉書は単に鉛筆を
用
(
もつ
)
て頼氏の略系を写し出したものである。
伊沢蘭軒
(新字旧仮名)
/
森鴎外
(著)
遂
(
つひ
)
に
隊長
(
たいちやう
)
二
人
(
にん
)
を
斬
(
き
)
りて
以
(
もつ
)
て
徇
(
とな
)
へ、
其次
(
そのつぎ
)
を
用
(
もつ
)
て
隊長
(
たいちやう
)
と
爲
(
な
)
す。
是
(
ここ
)
に
於
(
おい
)
て
復
(
ま
)
た
之
(
これ
)
に
鼓
(
こ
)
す。
婦人
(
ふじん
)
、
(九)
左右前後跪起
(
さいうぜんごきき
)
、
皆
(
みな
)
、
(一〇)
規矩繩墨
(
きくじようぼく
)
に
中
(
あた
)
り、
敢
(
あへ
)
て
聲
(
こゑ
)
を
出
(
いだ
)
すもの
無
(
な
)
し。
国訳史記列伝:05 孫子呉起列伝第五
(旧字旧仮名)
/
司馬遷
(著)
遼邈之地
(
とほくはるかなるくに
)
、
猶
(
なほ
)
未だ
王沢
(
うつくしび
)
に
霑
(
うるほ
)
はず、遂に
邑
(
むら
)
に君有り、
村
(
あれ
)
に
長
(
ひとこのかみ
)
有り、
各自
(
おの/\
)
彊
(
さかひ
)
を分ちて、
用
(
もつ
)
て相
凌躒
(
しのぎきしろ
)
ふ。
二千六百年史抄
(新字旧仮名)
/
菊池寛
(著)
反
(
かへ
)
つて
(四八)
浮淫
(
ふいん
)
の
蠧
(
と
)
を
擧
(
あ
)
げて・
之
(
これ
)
を
(四九)
功實
(
こうじつ
)
の
上
(
うへ
)
に
加
(
くは
)
ふるを
疾
(
うれ
)
へ、
以爲
(
おも
)
へらく、
(五〇)
儒者
(
じゆしや
)
は
文
(
ぶん
)
を
用
(
もつ
)
て
法
(
はふ
)
を
亂
(
みだ
)
し、
而
(
しかう
)
して
(五一)
侠者
(
けふしや
)
は
武
(
ぶ
)
を
以
(
もつ
)
て
禁
(
きん
)
を
犯
(
をか
)
す。
国訳史記列伝:03 老荘申韓列伝第三
(旧字旧仮名)
/
司馬遷
(著)
孔子
(
こうし
)
曰
(
いは
)
く、
(二〇)
『
伯夷
(
はくい
)
・
叔齊
(
しゆくせい
)
は
舊惡
(
きうあく
)
を
念
(
おも
)
はず、
怨
(
うら
)
み
是
(
ここ
)
を
用
(
もつ
)
て
希
(
まれ
)
なり。
仁
(
じん
)
を
求
(
もと
)
めて
仁
(
じん
)
を
得
(
え
)
たり。
又
(
また
)
何
(
なに
)
をか
怨
(
うら
)
みん』と。
余
(
よ
)
、
(二一)
伯夷
(
はくい
)
の
意
(
い
)
を
悲
(
かな
)
しむ、
(二二)
軼詩
(
いつし
)
を
睹
(
み
)
るに
異
(
あや
)
しむ
可
(
べ
)
し。
国訳史記列伝:01 伯夷列伝第一
(旧字旧仮名)
/
司馬遷
(著)
▼ もっと見る
昭矦
(
せうこう
)
用
(
もつ
)
て
相
(
しやう
)
と
爲
(
な
)
し、
内
(
うち
)
、
政教
(
せいけう
)
を
修
(
をさ
)
め、
外
(
ほか
)
、
諸矦
(
しよこう
)
に
應
(
おう
)
ずること十五
年
(
ねん
)
、
申子
(
しんし
)
の
身
(
み
)
を
終
(
をは
)
るまで、
國
(
くに
)
治
(
をさ
)
まり
兵
(
へい
)
彊
(
つよ
)
く、
韓
(
かん
)
を
侵
(
をか
)
す
者
(
もの
)
無
(
な
)
かりき。
申子
(
しんし
)
の
學
(
がく
)
は、
(四二)
黄老
(
くわうらう
)
に
本
(
もと
)
づき、
(四三)
刑名
(
けいめい
)
を
主
(
しゆ
)
とせり。
国訳史記列伝:03 老荘申韓列伝第三
(旧字旧仮名)
/
司馬遷
(著)
然
(
しか
)
れども
善
(
よ
)
く
(二五)
書
(
しよ
)
を
屬
(
しよく
)
し
辭
(
じ
)
を
離
(
つら
)
ね、
事
(
こと
)
を
指
(
さ
)
し
情
(
じやう
)
を
類
(
るゐ
)
し、
用
(
もつ
)
て
(二六)
儒
(
じゆ
)
・
墨
(
ぼく
)
を
剽剥
(
へうはく
)
す。
當世
(
たうせい
)
の
(二七)
宿學
(
しゆくがく
)
と
雖
(
いへど
)
も
(二八)
自
(
みづか
)
ら
解免
(
かいめん
)
すること
能
(
あた
)
はざる
也
(
なり
)
其言
(
そのげん
)
(二九)
洸洋自恣
(
くわうやうじし
)
以
(
もつ
)
て
己
(
おのれ
)
に
適
(
かな
)
ふ。
国訳史記列伝:03 老荘申韓列伝第三
(旧字旧仮名)
/
司馬遷
(著)
“用”の意味
《名詞》
(ヨウ)用事、用件。
(ヨウ)有用であること、有用性。役に立つこと。
(出典:Wiktionary)
用
常用漢字
小2
部首:⽤
5画
“用”を含む語句
入用
費用
作用
不用
用達
用意
使用
用立
信用
雑用
要用
御入用
所用
用事
小用
御用
胸算用
御用達
御用聞
採用
...