“其次”の読み方と例文
読み方割合
そのつぎ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ドッと見物の間に笑い声が起ったので、其次そのつぎの「いつ余所よその男とくッつくかも知れなかった」という言葉は危く聞き洩す所だった。
白昼夢 (新字新仮名) / 江戸川乱歩(著)
なしたりし事なれば尋ねの廉々かど/\明白めいはくに白状に及びし故其次そのつぎに願山をよび出されて其方京都に有りしとき日野家に於ては何役なにやく
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
料理人の方では最上の料理をはして、しかられたものだから、其次そのつぎからは二流もしくは三流の料理を主人しゆじんにあてがつて、始終められたさうだ。此料理人を見給へ。
それから (新字旧仮名) / 夏目漱石(著)