“そのつぎ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
其次90.0%
下回10.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
料理人の方では最上の料理をはして、しかられたものだから、其次そのつぎからは二流もしくは三流の料理を主人しゆじんにあてがつて、始終められたさうだ。此料理人を見給へ。
それから (新字旧仮名) / 夏目漱石(著)
つひ隊長たいちやうにんりてもつとなへ、其次そのつぎもつ隊長たいちやうす。ここおいこれす。婦人ふじん(九)左右前後跪起さいうぜんごききみな(一〇)規矩繩墨きくじようぼくあたり、あへこゑいだすものし。
されど熊は次第しだいなれ可愛かあいくなりしと語るうち、主人は微酔ほろゑひにて老夫らうふにむかひ、其熊は熊ではなかりしかと三人大ひに笑ひ、又酒をのませ盃の献酬やりとりにしばらく話消はなしきえけるゆゑしひ下回そのつぎをたづねければ