“食時”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
くいどき33.3%
しょくじ33.3%
しよくじ33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
外へ出てする事はなし、農民は、冬が一年中の食時くいどきである。正月にならないでも餅をつく。
農村 (新字新仮名) / 宮本百合子(著)
ここを本陣として置いて食時しょくじならば皆ここに集まつて食ふ、それには皆弁当を開いてどれでも食ふのでもとより彼我ひがの別はない。
墨汁一滴 (新字旧仮名) / 正岡子規(著)
第三 さけちや菓子かしるゐ食時しよくじせつ少々せう/\もちゐて飮食いんしよく消化せうくわたすくるはがいなしといへども、その時限じげんほか退屈たいくつときもちゆとうがいあること
養生心得草 (旧字旧仮名) / 関寛(著)