“大髻”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
おおたぶさ95.0%
おほたぶさ5.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
露八は、どこで工面して来たのか、坊主頭に大髻おおたぶさかつらをかぶって、大小をたばさみ、白緒の草履で、りゅうとしてやって来たのであった。
松のや露八 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
年齢とし三十五六にして色白く、鼻筋通り、口元の締った眉毛の濃い、青髭の生えた大髻おおたぶさで、二十日も剃らない月代頭さかやきあたまでございます。
突き袖かなんかしやがつて、武士たる者が不用心ななりで女郎買なんかに行くから、命から二番目の大髻おほたぶさを切られるのさ。