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隙々
ふりがな文庫
“隙々”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
ひまひま
83.3%
すきずき
16.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ひまひま
(逆引き)
そこで私は仕事の
隙々
(
ひまひま
)
を見て、桜の木で、そのままそっくりに模刻をした。そして右の観音を仏間に飾って置いたのでした。
幕末維新懐古談:50 大病をした時のことなど
(新字新仮名)
/
高村光雲
(著)
記者はこうして、九月初めから十月
半
(
なかば
)
までの東京市中を、縦横むじんにあるきまわった。
蜘蛛手
(
くもで
)
掻く縄十文字に見てまわった。用事の
隙々
(
ひまひま
)
や電車待つ
間
(
ま
)
にはスケッチも試みた。
街頭から見た新東京の裏面
(新字新仮名)
/
夢野久作
、
杉山萠円
(著)
隙々(ひまひま)の例文をもっと
(5作品)
見る
すきずき
(逆引き)
夜は
更
(
ふ
)
けた。彼女は椎の
梢
(
こずえ
)
の上に、
群
(
むらが
)
った
笹葉
(
ささば
)
の上に、そうして、
静
(
しずか
)
な暗闇に垂れ下った
藤蔓
(
ふじづる
)
の
隙々
(
すきずき
)
に、亡き
卑狗
(
ひこ
)
の
大兄
(
おおえ
)
の姿を見た。
日輪
(新字新仮名)
/
横光利一
(著)
隙々(すきずき)の例文をもっと
(1作品)
見る
隙
常用漢字
中学
部首:⾩
13画
々
3画
“隙”で始まる語句
隙
隙間
隙見
隙間風
隙洩
隙虚
隙漏
隙取
隙潰
隙入
“隙々”のふりがなが多い著者
杉山萠円
徳田秋声
横光利一
高村光雲
国枝史郎
夢野久作