“すきずき”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
好々50.0%
好色好色25.0%
隙々25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
これもみんなその身の好々すきずき、お嬢さんといわれるのが、ちいさい時から私ゃ嫌い、油で固めた高髷たかまげより、つぶし島田に結いたい願い、御殿模様の文字いりより、二の字つなぎのどてらが着たく
湯島詣 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
夜はけた。彼女は椎のこずえの上に、むらがった笹葉ささばの上に、そうして、しずかな暗闇に垂れ下った藤蔓ふじづる隙々すきずきに、亡き卑狗ひこ大兄おおえの姿を見た。
日輪 (新字新仮名) / 横光利一(著)