“よしよし”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
可々60.0%
好々40.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
むむ可々よしよし。と独言ひとりごと
活人形 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
で、自分が幾度か、その名を訊ねてみたが、ただ好々よしよしとばかり答えられて、明かされなかった。——もしや、諸葛孔明しょかつこうめいとはその人ではあるまいか
三国志:06 孔明の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
書物はよめるかえ、消息往来庭訓ていきんまでは習ったか、アヽ嬉しいぞ好々よしよし、学問も良い師匠をつけてさせようと、慈愛はつきぬ長物語り、さてこそ珠運が望み通り、この女菩薩にょぼさつ果報めでたくなり玉いしが
風流仏 (新字新仮名) / 幸田露伴(著)
日常、善悪何事にかかわらず司馬徽は、きまって(好々よしよし)と、いうのが癖だった。
三国志:06 孔明の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
好々よしよし、好々」と、いいながら笑った。
三国志:06 孔明の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)