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蜘蛛手
ふりがな文庫
“蜘蛛手”の読み方と例文
読み方
割合
くもで
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
くもで
(逆引き)
見上ぐる山の
巌膚
(
いわはだ
)
から、清水は雨に
滴
(
したた
)
って、底知れぬ谷暗く、風は
梢
(
こずえ
)
に渡りつつ、水は
蜘蛛手
(
くもで
)
に
岨
(
そば
)
を走って、駕籠は縦になって、雲を仰ぐ。
栃の実
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
そのこちら側には願人坊主の講元があるといったような、士、工、商、雑居の吹き寄せ町で、そのごちゃごちゃと
蜘蛛手
(
くもで
)
に張られた横路地を
右門捕物帖:15 京人形大尽
(新字新仮名)
/
佐々木味津三
(著)
蜘蛛手
(
くもで
)
に延びている無数の廊下! 廊下の左右には室の扉がズラリと一列に並んでいた。私は室の扉を叩いて見た。誰も中から返辞をしない。
沙漠の古都
(新字新仮名)
/
国枝史郎
(著)
蜘蛛手(くもで)の例文をもっと
(26作品)
見る
蜘
漢検準1級
部首:⾍
14画
蛛
漢検準1級
部首:⾍
12画
手
常用漢字
小1
部首:⼿
4画
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蜘蛛手縢
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