“蜘蛛男”の読み方と例文
読み方 | 割合 |
---|---|
くもおとこ | 100.0% |
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
十一、二年頃から二十年頃まで、浅草の奥山はじめ市内各所のお開帳などに必ず出現して大当りを取った蜘蛛男がそれである。
“蜘蛛男”の解説
『蜘蛛男』(くもおとこ)は、江戸川乱歩の著した推理小説である。『講談倶楽部』に1929年8月から1930年6月まで連載された。乱歩による「通俗もの」の代表作とされる。初期は主に和服姿で犯罪探求者、猟奇の徒という側面を色濃く残していた明智小五郎は、『一寸法師』での洋装の探偵へのモードチェンジに続き、本作では洋行帰りを経てさらにヒーロー化、以降は異形の怪人たちと対決する正義の味方としてのキャラクターが定着する。
(出典:Wikipedia)
(出典:Wikipedia)