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土蜘蛛
ふりがな文庫
“土蜘蛛”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
つちぐも
96.8%
どぐも
3.2%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
つちぐも
(逆引き)
いや、事に依ると、逆に彼女達の体から、その歯を染めた口の中や黒髪の先から、
土蜘蛛
(
つちぐも
)
の吐く蜘蛛のいの如く吐き出されていたのかも知れない。
陰翳礼讃
(新字新仮名)
/
谷崎潤一郎
(著)
すなわち例の「腐木の谷」には「洞の国」が建てられてあり、神代時代に「
土蜘蛛
(
つちぐも
)
」と呼ばれた、不具醜悪な土人どもが、群をなして住んでいた。
蔦葛木曽棧
(新字新仮名)
/
国枝史郎
(著)
土蜘蛛(つちぐも)の例文をもっと
(30作品)
見る
どぐも
(逆引き)
「また
土蜘蛛
(
どぐも
)
めが、この世をわが物顔に踊っているわい。一つ
脅
(
おど
)
してやろうか」商売物の太い
猪矢
(
ししや
)
をとって、ひょっと四、五本お見舞申したのであった。
親鸞
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
土蜘蛛(どぐも)の例文をもっと
(1作品)
見る
“土蜘蛛”の解説
土蜘蛛/土雲(つちぐも)は、上古の日本においてヤマト王権・大王(天皇)に恭順しなかった土豪たちを示す名称である。各地に存在しており、単一の勢力の名ではない。また同様の存在は国栖(くず)八握脛、八束脛(やつかはぎ)大蜘蛛(おおぐも)とも呼ばれる。「つか」は長さを示す単位であり、八束脛はすねが長いという意味である。
近世以後は、蜘蛛のすがたの妖怪であると広くみなされるようになった。
(出典:Wikipedia)
土
常用漢字
小1
部首:⼟
3画
蜘
漢検準1級
部首:⾍
14画
蛛
漢検準1級
部首:⾍
12画
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