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女郎蜘蛛
ふりがな文庫
“女郎蜘蛛”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
じょろうぐも
78.6%
ぢよらうぐも
21.4%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
じょろうぐも
(逆引き)
あんなのを、
女郎蜘蛛
(
じょろうぐも
)
とでもいうのだろうの。
蕩
(
た
)
らしこんじゃア押しかけて行って金にする。それも、ちっとやそっとの額じゃ、うんとは言わねえ。
顎十郎捕物帳:06 三人目
(新字新仮名)
/
久生十蘭
(著)
何か不快を感じて顔をしかめる様でもあったし、取り様によっては苦笑しているのかとも思われた。その時顔全体が足を伸した
女郎蜘蛛
(
じょろうぐも
)
の感じを与えた。
一寸法師
(新字新仮名)
/
江戸川乱歩
(著)
女郎蜘蛛(じょろうぐも)の例文をもっと
(11作品)
見る
ぢよらうぐも
(逆引き)
蠅取り蜘蛛といふ小さな足の短い蜘蛛は、枝のつけ根に紙の袋のやうな巣を構へて居た。
鼈甲
(
べつかふ
)
のやうな
色沢
(
つや
)
の長い足を持つた大きな
女郎蜘蛛
(
ぢよらうぐも
)
は、大仕掛な巣を張り渡して居た。
田園の憂欝:或は病める薔薇
(新字旧仮名)
/
佐藤春夫
(著)
本心にもない厚化粧に
浮身
(
うきみ
)
をやつし、町内の若い者を集めて、駒次郎の氣を引いた、——浮氣な駒次郎はお才を振り捨てゝお前のところへも來たが、
女郎蜘蛛
(
ぢよらうぐも
)
の網に掛つた蟲のやうに
銭形平次捕物控:030 くるひ咲
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
女郎蜘蛛(ぢよらうぐも)の例文をもっと
(3作品)
見る
“女郎蜘蛛”の意味
《名詞》
女郎蜘蛛 (じょろうぐも)
ジョロウグモ。
こがねぐもの別称。
美女の姿に化ける蜘蛛の妖怪。絡新婦。
(出典:Wiktionary)
女
常用漢字
小1
部首:⼥
3画
郎
常用漢字
中学
部首:⾢
9画
蜘
漢検準1級
部首:⾍
14画
蛛
漢検準1級
部首:⾍
12画
“女郎”で始まる語句
女郎花
女郎
女郎屋
女郎衆
女郎買
女郎人形
女郎免
女郎奴
女郎牛
女郎屋町
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