“女郎衆”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
じょろしゅ44.4%
じょうろしゅ22.2%
おんなしゅう11.1%
じょろしゅう11.1%
ぢよらうしう11.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「とんと落ちなば名は立たん、どこの女郎衆じょろしゅ下紐したひもを結ぶの神の下心」によって女郎は心中立しんじゅうだてをしたのである。
「いき」の構造 (新字新仮名) / 九鬼周造(著)
かぢ「お前さん何んですね、そんな事をいうと品川の女郎衆じょうろしゅが笑いますよ」
階下したで、女郎衆おんなしゅうの部屋をのぞいてたよ」
宮本武蔵:06 空の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
あんなことつて、おまへさんまたおだましだよ。筑波つくばへおまゐりぢやありますまい。博奕ばくち元手もとでか、うでなければ、瓜井戸うりゐどだれさんか、意氣いき女郎衆ぢよらうしうかほにおいでなんだよ。
一席話 (旧字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)