“ぶんこう”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
文公42.9%
聞香28.6%
文矦14.3%
文耕14.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
秦の文公ぶんこうの、二十七年、人をつかわしてその樹を伐らせると、たちまちに大風雨が襲い来たって、その切り口を癒合ゆごうさせてしまうので、幾日を経ても伐り倒すことが出来ない。
お綱は、挿花はなの師匠になりすまして、さるお屋敷の聞香ぶんこうの席にまじっていたことがある。
鳴門秘帖:02 江戸の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
李克りこくいはく、『たんにしていろこのむ。しかれどもへいもちふるは、司馬穰苴しばじやうしよぐるあたはざるなり』と。ここおい文矦ぶんこうもつしやうす。
魯君ろくんこれうたがうて、呉起ごき(六九)しやす。呉起ごきここおい文矦ぶんこうけんなるをき、これつかへんとほつす。文矦ぶんこう李克りこくうていはく、『呉起ごき何如いかなるひとぞ』
香嶠こうきようさんの塾の二見ふたみ文耕ぶんこうさん、後に小坡と云ふ名になり伊藤姓になられたのはずつと後だと思ふが、その小坡さんや六人部むとべ暉峰きほうさん、景年さんの塾の小栗何とか言はれた人、夫れに私の六人が
写生帖の思ひ出 (新字旧仮名) / 上村松園(著)