“素人流”の読み方と例文
読み方割合
しろうとりゅう100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
この理窟を素人流（しろうとりゅう）に応用すると、歯を噛み合わせる動作によって緊張努力の気持が幾分かは助長されるという効果があるのかもしれない。
チューインガム (新字新仮名) ／ 寺田寅彦(著)
夏休みに信州（しんしゅう）の高原に来て試みに植物図鑑などと引き合わせながら素人流（しろうとりゅう）に草花の世界をのぞいて見ても、形態がほとんど同じであって
日本人の自然観 (新字新仮名) ／ 寺田寅彦(著)
自分の素人流（しろうとりゅう）の対比がそれほど乱暴なものでなかった事を知ると同時に、外国の学者の間ではこれがかなり前から問題になっている事を知るに至った。
比較言語学における統計的研究法の可能性について (新字新仮名) ／ 寺田寅彦(著)