“素人屋”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
しろうとや70.0%
しもたや30.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
私の下宿は素人屋だった。母親一人、息子一人の家庭で、息子は市役所へ出ていた。それに嫁を貰うまで私を置いてくれる。
凡人伝 (新字新仮名) / 佐々木邦(著)
浮んで来るとともに、今晩先輩に相談した、女と素人屋の二階を借りて同棲しようとしていることが思われて来た。
蟇の血 (新字新仮名) / 田中貢太郎(著)
また万茶亭と素人屋との間の路地裏にはルパン、スリイシスタ、シラムレンなど名づけられたものがあった。今も猶在るかも知れない。
濹東綺譚 (新字新仮名) / 永井荷風(著)
花というのはすでに御承知の、有明荘の崖下なる素人屋の二階に住む可愛らしい縫子。ズケズケ言う赭熊の肱に手を掛け、さも済まなそうに
魔都 (新字新仮名) / 久生十蘭(著)