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襠
ふりがな文庫
“襠”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
しかけ
40.0%
うちかけ
20.0%
うち
10.0%
かいどり
10.0%
そでなし
10.0%
まち
10.0%
▼ 他 3 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
しかけ
(逆引き)
大きい花魁が万事突出し女郎の支度をして遣るんだそうで、夜具布団から
襠
(
しかけ
)
から
頭飾
(
あたま
)
のものから、
新造
(
しんぞ
)
禿
(
かむろ
)
の支度まで皆その大きい花魁が致します。
粟田口霑笛竹(澤紫ゆかりの咲分):02 粟田口霑笛竹(澤紫ゆかりの咲分)
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
襠(しかけ)の例文をもっと
(4作品)
見る
うちかけ
(逆引き)
鼈甲
(
べつかふ
)
の
櫛
(
くし
)
笄
(
かうがい
)
を円光の如くさしないて、地獄絵を
繍
(
ぬ
)
うた
襠
(
うちかけ
)
の
裳
(
もすそ
)
を長々とひきはえながら、天女のやうな
媚
(
こび
)
を
凝
(
こら
)
して、夢かとばかり眼の前へ現れた。
きりしとほろ上人伝
(新字旧仮名)
/
芥川竜之介
(著)
襠(うちかけ)の例文をもっと
(2作品)
見る
うち
(逆引き)
それから裾を引きずる緋の
襠
(
うち
)
かけを纒うた尼さんの衣を
滴
(
したゝ
)
る
燦
(
あざや
)
かな眞紅に燃え立たせた。
崖の下
(旧字旧仮名)
/
嘉村礒多
(著)
襠(うち)の例文をもっと
(1作品)
見る
▼ すべて表示
かいどり
(逆引き)
吉助「われら夢に見奉るえす・きりすと様は、紫の
大振袖
(
おおふりそで
)
を召させ給うた、美しい
若衆
(
わかしゅ
)
の
御姿
(
おんすがた
)
でござる。まったさんた・まりや姫は、金糸銀糸の
繍
(
ぬい
)
をされた、
襠
(
かいどり
)
の
御姿
(
おんすがた
)
と
拝
(
おが
)
み申す。」
じゅりあの・吉助
(新字新仮名)
/
芥川竜之介
(著)
襠(かいどり)の例文をもっと
(1作品)
見る
そでなし
(逆引き)
同年の男の傍にいる者が、鬼に祟られているものは、その鬼の家へ往って、鬼となった者が
故
(
もと
)
つけていた
襠
(
そでなし
)
をもらって、それを煎じて飲むと癒ると言った。
水莽草
(新字新仮名)
/
田中貢太郎
(著)
襠(そでなし)の例文をもっと
(1作品)
見る
まち
(逆引き)
その高い
襠
(
まち
)
で
擦
(
す
)
れた
内股
(
うちまた
)
にひびが切れて、風呂に入るとこれにひどくしみて痛むのもつらかった。
新年雑俎
(新字新仮名)
/
寺田寅彦
(著)
襠(まち)の例文をもっと
(1作品)
見る
襠
漢検1級
部首:⾐
18画
“襠”を含む語句
裲襠
裲襠姿
襠高
袿襠
裲襠姿振袖
褌襠
襠掛
襠裲
襠裲姿
襠高袴
赤褌襠
“襠”のふりがなが多い著者
小金井喜美子
嘉村礒多
竹久夢二
三遊亭円朝
芥川竜之介
田中貢太郎
野村胡堂
寺田寅彦