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『じゅりあの・吉助』
ふりがな文庫
『
じゅりあの・吉助
(
じゅりあの・きちすけ
)
』
じゅりあの・吉助は、肥前国彼杵郡浦上村の産であった。早く父母に別れたので、幼少の時から、土地の乙名三郎治と云うものの下男になった。が、性来愚鈍な彼は、始終朋輩の弄り物にされて、牛馬同様な賤役に服さなければならなかった。 その吉助が十八九の時 …
著者
芥川竜之介
ジャンル
文学 > 日本文学 > 小説 物語
初出
「新小説」1919(大正8)年9月
文字種別
新字新仮名
読書目安時間
約4分(500文字/分)
朗読目安時間
約7分(300文字/分)
作品に特徴的な語句
香
(
かおり
)
賜
(
たまわ
)
後
(
ご
)
私
(
ひそか
)
偽
(
いつわり
)
襠
(
かいどり
)
弄
(
なぶ
)
朝夕
(
あさゆう
)
謂
(
いわ
)
焦
(
こが
)
御褒
(
おんほ
)
死
(
じに
)
町中
(
まちじゅう
)
磔刑
(
たっけい
)
私
(
わたくし
)
繍
(
ぬい
)
若衆
(
わかしゅ
)
讃
(
たた
)
間
(
あいだ
)
大法
(
たいほう
)
御姿
(
おんすがた
)
兼
(
かね
)
磔柱
(
はりつけばしら
)
嘲弄
(
ちょうろう
)
嗅
(
か
)
稀有
(
けう
)
空事
(
そらごと
)
紛
(
まぎ
)
吟味
(
ぎんみ
)
吉助
(
きちすけ
)
出奔
(
しゅっぽん
)
磔
(
はりつけ
)
伝授
(
でんじゅ
)
乞食
(
こじき
)
賤役
(
せんえき
)
遍照
(
へんしょう
)
不審
(
ふしん
)
非人
(
ひにん
)
飜
(
ひるがえ
)
下男
(
げなん
)
気色
(
けしき
)
悶々
(
もんもん
)
愚鈍
(
ぐどん
)
懸想
(
けそう
)
拝
(
おが
)
捕手
(
とりて
)
期
(
ご
)
杳
(
よう
)
槍
(
やり
)
一際
(
ひときわ
)
御水
(
おんみず
)
沛然
(
はいぜん
)
油雲
(
あぶらぐも
)
海辺
(
うみべ
)
居
(
お
)
爾来
(
じらい
)
牢屋
(
ろうや
)
奉行
(
ぶぎょう
)
百合
(
ゆり
)