トップ
>
杳
ふりがな文庫
“杳”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
よう
73.9%
はる
18.5%
はるか
4.2%
えう
2.5%
ハルカ
0.8%
▼ 他 2 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
よう
(逆引き)
豊橋も後になり、
鷲津
(
わしづ
)
より
舞坂
(
まいさか
)
にかゝる頃よりは道ようやく海岸に近づきて
浜名
(
はまな
)
の湖窓外に青く、右には
遠州洋
(
えんしゅうなだ
)
杳
(
よう
)
として天に連なる。
東上記
(新字新仮名)
/
寺田寅彦
(著)
杳(よう)の例文をもっと
(50作品+)
見る
はる
(逆引き)
杳
(
はる
)
かな昼の一点に傾けてゐるとしたならば、人はみな、荒涼たる風景を浪うち覆ふ、嘗て如何なる文化も手を触れなかつた寂寥の中に
測量船
(新字旧仮名)
/
三好達治
(著)
杳(はる)の例文をもっと
(22作品)
見る
はるか
(逆引き)
ただ
斯様
(
かよう
)
に現実界を遠くに見て、
杳
(
はるか
)
な心にすこしの
蟠
(
わだかま
)
りのないときだけ、句も自然と
湧
(
わ
)
き、詩も興に乗じて種々な形のもとに浮んでくる。
思い出す事など
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
杳(はるか)の例文をもっと
(5作品)
見る
▼ すべて表示
えう
(逆引き)
我も亦この一書によつて彼の名を記憶するに止まれども、彼の才あつて然も
杳
(
えう
)
として天下に知られざるは心惜しき思せらる。今既に死せりや。猶生きてありや。
閑天地
(新字旧仮名)
/
石川啄木
(著)
杳(えう)の例文をもっと
(3作品)
見る
ハルカ
(逆引き)
自余
(
コノホカ
)
大和屋、若松、桝三河ト曰フモノ
僉
(
ミナ
)
創立ノ旧家ナリト雖亦
杳
(
ハルカ
)
ニ之ニ劣レリ。
上野
(新字新仮名)
/
永井荷風
(著)
杳(ハルカ)の例文をもっと
(1作品)
見る
杳
漢検1級
部首:⽊
8画
“杳”を含む語句
杳然
杳々
杳冥
杳渺
杳窕
一結杳然
杳樹
杳眇
杳茫
杳遠
“杳”のふりがなが多い著者
橘外男
吉川英治
小栗虫太郎
江戸川乱歩
梶井基次郎
中里介山
林不忘
倉田百三
甲賀三郎
牧逸馬