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杳窕
ふりがな文庫
“杳窕”の読み方と例文
読み方
割合
ようちょう
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ようちょう
(逆引き)
二千年の昔から不意に呼び出された影の、
恋々
(
れんれん
)
と遠のく
後
(
あと
)
を追うて、小野さんの心は
杳窕
(
ようちょう
)
の境に
誘
(
いざな
)
われて、二千年のかなたに引き寄せらるる。
虞美人草
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
とにかく「爺さん」の誕生も、かくて
杳窕
(
ようちょう
)
たる時の霞の奥にあることが想像されるのである。
ある偃松の独白
(新字新仮名)
/
中村清太郎
(著)
杳窕(ようちょう)の例文をもっと
(2作品)
見る
杳
漢検1級
部首:⽊
8画
窕
漢検1級
部首:⽳
11画
“杳”で始まる語句
杳
杳然
杳々
杳冥
杳渺
杳茫
杳樹
杳眇
杳遠
“杳窕”のふりがなが多い著者
中村清太郎
夏目漱石