“御褒”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
おほ66.7%
おんほ33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
其処そこみかどが白い高張たかはり提灯を二つけた衛士ゑいじ前駆ぜんくにして行幸になり、四十七士の国法を犯した罪をゆるおの/\の忠義を御褒おほめに成ると云ふ筋である。(四月十五日)
巴里より (新字旧仮名) / 与謝野寛与謝野晶子(著)
「これはこれは過分なる御褒おほめの言葉で恐れ入ります。本員といたしましては……」
それは「べれんの国の若君様、今はいずこにましますか、御褒おんほたたえ給え」と云う、簡古素朴かんこそぼくな祈祷だった。
じゅりあの・吉助 (新字新仮名) / 芥川竜之介(著)