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吉助
ふりがな文庫
“吉助”の読み方と例文
読み方
割合
きちすけ
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
きちすけ
(逆引き)
わしはあの
吉助
(
きちすけ
)
が心からきらいなのだ。腹の悪いくせにお
追従
(
ついしょう
)
を使って。この春だってそ知らぬ顔で
宅
(
うち
)
の田地の境界を
狭
(
せば
)
めていたのだ。
出家とその弟子
(新字新仮名)
/
倉田百三
(著)
奉行
(
ぶぎょう
)
の前に引き出された
吉助
(
きちすけ
)
は、素直に
切支丹宗門
(
きりしたんしゅうもん
)
を奉ずるものだと白状した。それから彼と奉行との間には、こう云う問答が交換された。
じゅりあの・吉助
(新字新仮名)
/
芥川竜之介
(著)
杉山は
河内国
(
かはちのくに
)
衣摺村
(
きぬすりむら
)
の庄屋で、何か
仔細
(
しさい
)
があつて
所払
(
ところばらひ
)
になつたものださうである。手近な用を
達
(
た
)
すのは、格之助の若党
大和国
(
やまとのくに
)
曾我村生
(
そがむらうまれ
)
の曾我
岩蔵
(
いはざう
)
、
中間
(
ちゆうげん
)
木八
(
きはち
)
、
吉助
(
きちすけ
)
である。
大塩平八郎
(新字旧仮名)
/
森鴎外
(著)
吉助(きちすけ)の例文をもっと
(3作品)
見る
吉
常用漢字
中学
部首:⼝
6画
助
常用漢字
小3
部首:⼒
7画
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