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襠
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うちかけ
ふりがな文庫
“
襠
(
うちかけ
)” の例文
鼈甲
(
べつかふ
)
の
櫛
(
くし
)
笄
(
かうがい
)
を円光の如くさしないて、地獄絵を
繍
(
ぬ
)
うた
襠
(
うちかけ
)
の
裳
(
もすそ
)
を長々とひきはえながら、天女のやうな
媚
(
こび
)
を
凝
(
こら
)
して、夢かとばかり眼の前へ現れた。
きりしとほろ上人伝
(新字旧仮名)
/
芥川竜之介
(著)
折よく辺りに人もいませんかったので、御馬車の中も幾分見えました。
御
(
お
)
すべらかしのお
髪
(
ぐし
)
、
白衿
(
しろえり
)
にお
襠
(
うちかけ
)
、それらがちらと目の前を過ぎました。御陪乗の人はよく見えません。
鴎外の思い出
(新字新仮名)
/
小金井喜美子
(著)
襠
漢検1級
部首:⾐
18画
“襠”を含む語句
裲襠
裲襠姿
襠高
袿襠
裲襠姿振袖
褌襠
襠掛
襠裲
襠裲姿
襠高袴
赤褌襠