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猿曳
ふりがな文庫
“猿曳”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
さるひき
75.0%
さるひ
25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
さるひき
(逆引き)
悪口
(
あっこう
)
吐
(
つ
)
くのに、(
猿曳
(
さるひき
)
め、)と云ったが、それで分った。けずり廻しとか、
摺古木
(
すりこぎ
)
とか、
獣
(
けだもの
)
めとかいう事だろう。大阪では(猿曳)と怒鳴るのかと思ったが。
南地心中
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
支那の
万暦
(
まんれき
)
年中、
毘陵
(
びりょう
)
に
猿曳
(
さるひき
)
の
乞児
(
こじき
)
があって、日々一
疋
(
ぴき
)
の
猴
(
さる
)
を
伴
(
つ
)
れて、
街坊
(
まち
)
に往き、それに技をさして銭を貰っていたが、数年の後にその金が集まって五六両になった。
義猴記
(新字新仮名)
/
田中貢太郎
(著)
猿曳(さるひき)の例文をもっと
(3作品)
見る
さるひ
(逆引き)
「馬鹿野郎、
猿曳
(
さるひ
)
き見たいなことを言やがつて、——寢付きの惡いのは、
蚊帳
(
かや
)
にでつかい穴が開いてたせゐだ」
銭形平次捕物控:310 闇に飛ぶ箭
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
猿曳(さるひ)の例文をもっと
(1作品)
見る
“猿曳(猿まわし)”の解説
猿まわし(さるまわし、猿回し)とは、猿使いの口上や太鼓の音に合わせて猿が踊りや寸劇などを見せる大道芸の一種。猿飼、猿曳、猿舞、野猿まわしなどとも呼ばれている。
(出典:Wikipedia)
猿
常用漢字
中学
部首:⽝
13画
曳
漢検準1級
部首:⽈
6画
“猿曳”の関連語
猿芝居
猿牽
外記猿
猿引
“猿”で始まる語句
猿
猿轡
猿臂
猿股
猿若町
猿楽
猿猴
猿蓑
猿公
猿廻
“猿曳”のふりがなが多い著者
泉鏡花
田中貢太郎
野村胡堂