“街道端”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
かいだうばた50.0%
かいだうはた25.0%
かいどうばた25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
えゝ、じやうぬまの。はあ、夢中むちゆう其処そこ駆廻かけめぐらしつたものとえる……それはやまうへではい。お前様めえさま温泉をんせんさつしやつた街道端かいだうばたの、田畝たんぼちか樹林きはやしなかにあるおほきぬまよ。
神鑿 (新字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
みがく藤八ゆゑ早速さつそく承知しようちはなしけれども當所は街道端かいだうはたにて人の目にも付易し幸ひ相良領さがらりやうの水呑村にて九助と云ふは我等が親類なれば同所へ行て居られよ其中には二丁町の方は片を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
かれ容貌ようぼうはぎすぎすして、どこか百姓染ひゃくしょうじみて、頤鬚あごひげから、べッそりしたかみ、ぎごちない不態ぶざま恰好かっこうは、まるで大食たいしょくの、呑抜のみぬけの、頑固がんこ街道端かいどうばた料理屋りょうりやなんどの主人しゅじんのようで
六号室 (新字新仮名) / アントン・チェーホフ(著)