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不態
ふりがな文庫
“不態”の読み方と例文
読み方
割合
ぶざま
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ぶざま
(逆引き)
最初の一瞥では、この前とすこし身丈がちがうようであった。遠目にも猛々しい体躯で、
不態
(
ぶざま
)
なほど肩幅が張りだし、猪首の坐りぐあいも妙である。
うすゆき抄
(新字新仮名)
/
久生十蘭
(著)
客間の隅に胡桃材のずんぐりした
書物卓
(
デスク
)
が据えてあるが、
不態
(
ぶざま
)
な四本脚で立っている恰好がまったく熊そっくりだ。
死せる魂:01 または チチコフの遍歴 第一部 第一分冊
(新字新仮名)
/
ニコライ・ゴーゴリ
(著)
その事務的な表情を見ては、さすがに豹一は続いて言葉が出ず、いきなり逃げだして、われながら
不態
(
ぶざま
)
だった。
雨
(新字新仮名)
/
織田作之助
(著)
不態(ぶざま)の例文をもっと
(8作品)
見る
不
常用漢字
小4
部首:⼀
4画
態
常用漢字
小5
部首:⼼
14画
“不”で始まる語句
不可
不思議
不憫
不図
不味
不審
不埒
不幸
不愍
不相変
検索の候補
不為態
猶其悪態不止而
“不態”のふりがなが多い著者
三島霜川
アントン・チェーホフ
ニコライ・ゴーゴリ
国枝史郎
織田作之助
久生十蘭