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街端
ふりがな文庫
“街端”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
まちはず
66.7%
まちはづ
33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
まちはず
(逆引き)
旅の
垢
(
あか
)
を落して、
涼衣
(
すずぎ
)
に着代えるまも惜しむように、さっそく都の
土産物
(
みやげもの
)
など持って、
街端
(
まちはず
)
れの
紫石街
(
しせきがい
)
へ出向いて行った。
新・水滸伝
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
なにか緊迫してくるものを
各〻
(
めいめい
)
が顔に
湛
(
たた
)
え出した。自然とそれが人々を無口にさせた。誰の眼も一様に、そこから
街端
(
まちはず
)
れの街道を眺めて、
生唾
(
なまつば
)
を溜めて待ちしびれている様子に見える。
宮本武蔵:05 風の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
街端(まちはず)の例文をもっと
(2作品)
見る
まちはづ
(逆引き)
手品師は、街角から、街角に、歩るき廻つて手品をやり、夕方疲れて宿に帰るときには、この街の
街端
(
まちはづ
)
れを流れる河岸に、かならずやつて来ました。
小熊秀雄全集-14:童話集
(新字旧仮名)
/
小熊秀雄
(著)
まあ、たとへばお前達を、その屠殺場といふ、
街端
(
まちはづ
)
れの黒い建物の中にひつぱり込んで、額を金槌でぽかりと殴りつけるのだ、すると額からは、血といふ赤いものが流れだして。
小熊秀雄全集-14:童話集
(新字旧仮名)
/
小熊秀雄
(著)
街端(まちはづ)の例文をもっと
(1作品)
見る
街
常用漢字
小4
部首:⾏
12画
端
常用漢字
中学
部首:⽴
14画
“街”で始まる語句
街
街道
街路
街衢
街燈
街上
街頭
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街角
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小熊秀雄
吉川英治