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街端
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まちはず
ふりがな文庫
“
街端
(
まちはず
)” の例文
旅の
垢
(
あか
)
を落して、
涼衣
(
すずぎ
)
に着代えるまも惜しむように、さっそく都の
土産物
(
みやげもの
)
など持って、
街端
(
まちはず
)
れの
紫石街
(
しせきがい
)
へ出向いて行った。
新・水滸伝
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
なにか緊迫してくるものを
各〻
(
めいめい
)
が顔に
湛
(
たた
)
え出した。自然とそれが人々を無口にさせた。誰の眼も一様に、そこから
街端
(
まちはず
)
れの街道を眺めて、
生唾
(
なまつば
)
を溜めて待ちしびれている様子に見える。
宮本武蔵:05 風の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
紫石街
(
しせきがい
)
の
街端
(
まちはず
)
れ、彼の
裸足
(
はだし
)
の軽ろさでは、またたくまだった。
新・水滸伝
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
街
常用漢字
小4
部首:⾏
12画
端
常用漢字
中学
部首:⽴
14画
“街”で始まる語句
街
街道
街路
街衢
街燈
街上
街頭
街中
街角
街々